!>やらしめ注意。カカサスです。



















唇を噛む合間に声がもれる。腹から汗ばんだ胸まで撫上げれば浮いた肋骨が震えてタイルについた膝の間からちいさく糸をひきながら落ちていく。

「ひ……」
「足あけて」
「う」
「もっと」

膝をいれて広げられる。足のあいだから差し入れらた手が腰をもちあげる。腰骨を円でも描くようゆるくなでた指が絨毛をかきわけてすこしひっぱった。ぬめりをくちゅりと指の腹でつぶされ、たのしむよううすい皮を下ろされていくのすらつぶさに感じてしまう。肘ががくりと崩れた。腰だけあげたような格好に前ににげようとするが、後ろの二つをもてあそぶよう揉みこまれれば力が抜けてしまってぶざまにもがいた。

「ちゃんと自分でしてる?」
「〜〜〜〜〜ッ」

悪態を飲み込まざるをえなかった。いつの間に手のひらでぬるめていたのか、ローションのぬめりをかりて、指がいきなりさしこまれたからだ。かわいた喉に唾液をのみこみ、サスケは震えそうになる肘で支えようとする。掠れ気味に上ずった声が床のあたりを這う。

「ン、あ……ッ」
「ちゃんとしなよ。俺が長期任務いっちゃったときとかさ、どうすんの」

ふざけんな、と切れ切れの悪態にカカシは鋼色の髪をかきわけて耳朶を噛んでやりながら、かたく拳をにぎったままの手をつかんでゆっくりと握らせた。

「ァ、や、いやだ」

とっととしろ、ときつく握って堪えながらサスケは押しあげるようこみあがる吐き気を押さえて首を振る。

「入れて、……終わらせろって」
「やだよ」

こんな狭かったらできない、とカカシは笑いながら指をあそばせる。

「いい、っつってる…!」
「やだよ」

もういやだ、と形のよい眉を寄せてもらした声は泣きそうだ。これで幾晩めかはわからない、手で手伝わしてカカシはそれでいいというが、弄ばれてる気にしかならない。いっそ終わりがみえるならいい、一通り付き合わされて終わりになるのに。

「ッ、ッ、ぅん――――ッ」

指の腹で押しあげるようにされれば、透明な先走りがぼたぼたとタイルに落ちては排水溝に流れていく。荒く上下する日焼けあとのめだつ白い背中を水滴がつたいおちていった。バスタブに紅らんだ頬をおしあてて目を目を閉じて堪えている。

「ほら、自分でしなって」
「あッ」

囁きながら指を動かすと、小さく声があがった。重ねた背中に胸をぴったりと合わせて押し当てるようにすれば、ひくりと喉が動く。

「俺のもして」
「……あ」

足のあいだ、差し込まれるよう入ってきたものに指先が触る。ひどく熱く脈打っているのに、耳の裏側で拍動がなった。

「にぎって」
「あっ」

動かして、と耳朶を犯すようそそのかされる。できない?と聞く声に落胆はなく楽しそうだ。

「それとも入れちゃおうか」
「ァッ」

わざとこすれあうよう押し付けながら後ろに腰を引く。腰を上からぐっと押されればひらいた丸みのあいだに押し当てられる。ぬうっと滑り込もうとするのに、背筋から爪先までぬるま湯をかけられたような感覚が広がる。

「そんなに震えないでよ」

悪いことしてる気になるでしょう、とカカシは唇をなめた。ここまでしたら犯罪なのはわかってるけど、と苦笑する。

「ぁ、いれ、入れろ、入れろよ……ッ」

(人の気も知らないでさァ)

ああ、もう知らない、とカカシはなすがままにした。















ちなみにこれが初エッチってやですよね。
でも初挿入らしいです。
ラブライフ3の二人。
即席エロでした。






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